
1. 外壁塗装の塗料を知る:基礎知識
外壁塗装を考えるとき、まず大事なのが塗料の選び方です。塗料はただ色を付けるだけでなく、建物を雨や紫外線から守り、住まいの寿命を大きく左右します。見た目の美しさももちろん大切ですが、それ以上に「どんな機能を持った塗料なのか」を知っておくと、失敗せずに選べます。
ここでは塗料の構成要素や種類をわかりやすく解説し、基本的な知識を整理していきます。
1.1 塗料の構成要素と性能を決めるポイント
塗料は大きく分けて3つの要素で構成されています。
合成樹脂(バインダー)
塗膜を作る主成分で、耐久性や防水性を決めます。シリコンやフッ素などの種類があり、グレードの差もここで生まれます。
顔料
色をつけるための粉末で、紫外線に強いかどうかなども顔料の性能で変わります。
添加剤
防カビ、防藻、遮熱などの特殊機能をプラスする役割を持ちます。
つまり「樹脂の種類で耐久性が決まり、添加剤で性能が追加される」という仕組みです。塗料の説明を見ると専門用語が多くて混乱しがちですが、この3つに分けて考えると理解しやすくなります。
よくある失敗は、以下のようなケースです。
色や値段だけで選んでしまい、数年で劣化して再塗装が必要になる。
耐久性の高い塗料を選んだつもりでも、施工不良で効果を発揮できない。
住んでいる地域の気候に合わない塗料を選び、結露やカビが発生する。
解決策はシンプルで、「塗料の性能」と「建物や地域の条件」の両方を見極めることです。たとえば日差しが強い地域なら遮熱性能を持った塗料を、湿気の多い地域なら防カビ機能付きの塗料を選ぶのが効果的です。
1.2 塗料の種類とそれぞれの特徴
塗料の種類を理解することも大切です。外壁塗装では主に以下の種類が使われます。
アクリル塗料
価格は安いですが耐用年数が短め。頻繁に塗り替える場合に向いています。
ウレタン塗料
柔軟性があり密着性が高いですが、耐久性は中程度。コストを抑えたいときに選ばれます。
シリコン塗料
耐用年数と価格のバランスが良く、現在もっとも普及している塗料です。
フッ素塗料
耐久性が高く、美観を長期間保てます。価格は高めですが長期的に見ると再塗装の回数を減らせます。
無機塗料
紫外線に強く、耐久性はトップクラス。非常に高額ですが、長期的な住まいの保護を重視する人に選ばれています。
このほかにも、遮熱・断熱機能を持つ高機能塗料や、防水性を高めた特殊塗料もあります。
選び方のポイントは「初期費用だけでなく、耐用年数を含めたトータルコスト」で判断することです。たとえばシリコン塗料とフッ素塗料を比較すると、フッ素は一度の費用は高いですが、耐用年数が2倍近い場合もあるので、長期的には結果的にコストを抑えられるケースもあります。
普段の生活を想像してみてください。毎日の出費を抑えるために安い商品を買ったけれど、すぐ壊れて買い替えが必要になる…。そんな経験をしたことはありませんか?塗料選びも同じで、短期的な安さよりも「長持ちして結果的に安心できるかどうか」が大事なんです。
塗料選びの基本は、性能・耐用年数・コストのバランスを考えることです。 これを理解しておくと、業者から提案されたときに冷静に判断できます。
2. 塗料の耐用年数と費用の相場から見るコスパ比較
外壁塗装を検討するとき、多くの人が気になるのが「費用」と「どれくらい長持ちするか」です。塗料の種類によって耐用年数が大きく変わり、最終的なコストパフォーマンスに直結します。ここでは一般的な目安と、失敗しないための考え方を整理していきましょう。
2.1 塗料種類別 耐用年数と価格帯の目安
まずは代表的な塗料の種類ごとに、耐用年数と費用の目安を一覧で見てみましょう。
アクリル塗料
・耐用年数:約5~7年
・価格相場:1㎡あたり1,000~1,500円程度
・メリット:初期費用が安い
・デメリット:すぐに劣化し、再塗装のサイクルが短い
ウレタン塗料
・耐用年数:約7~10年
・価格相場:1㎡あたり1,800~2,500円程度
・メリット:柔軟性があり密着性に優れる
・デメリット:耐久性はシリコンに劣る
シリコン塗料
・耐用年数:約10~15年
・価格相場:1㎡あたり2,500~3,500円程度
・メリット:コストと耐久性のバランスが良い
・デメリット:グレードによって性能差が大きい
フッ素塗料
・耐用年数:約15~20年
・価格相場:1㎡あたり3,500~5,000円程度
・メリット:耐久性が高く、美観を長く維持できる
・デメリット:初期費用が高め
無機塗料
・耐用年数:約20~25年
・価格相場:1㎡あたり4,500~6,000円程度
・メリット:紫外線に強く、圧倒的に長持ちする
・デメリット:費用が非常に高額
このように、塗料によって寿命は2倍以上の差が出ます。単に「安いから」という理由で選んでしまうと、数年後に再塗装が必要になり、結果的に費用がかさんでしまうこともあります。
2.2 長持ちさせるための条件と失敗例
耐用年数はあくまで「目安」であり、実際にどれだけ長持ちするかは施工環境やメンテナンスで大きく変わります。
長持ちさせるための条件には次のようなものがあります。
下地処理がしっかりしていること
外壁表面をきれいに洗浄し、ひび割れや劣化部分を補修してから塗装することが大事です。下地が整っていないと、どんなに高性能な塗料でもすぐに剥がれてしまいます。
適切な塗布回数と乾燥時間を守ること
外壁塗装は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。乾燥時間を守らずに重ね塗りをすると、塗膜が弱くなり耐久性が落ちます。
環境に合った塗料を選ぶこと
強い日差しや湿気、海風など環境の影響は大きいです。日差しが厳しい場所では遮熱性のある塗料、湿気が多い場所では防カビ性能のある塗料を選ぶことで、劣化スピードを抑えられます。
一方で、よくある失敗例にはこんなものがあります。
「安さ重視でアクリル塗料を選んだが、数年で外壁が色あせて再塗装が必要になった」
「業者の提案にそのまま従った結果、住んでいる地域に合わない塗料を使ってしまい、カビやひび割れが出てしまった」
「施工不良で数年後に塗膜が剥がれ、保証も効かずに高額な修繕費がかかった」
こうした失敗を防ぐには、塗料の寿命と施工の質の両方を確認することが大事です。
普段の生活に例えると、安い家電を買ってすぐ壊れてしまうのと同じです。多少高くても信頼できるメーカーの製品を買った方が結果的に長く使えますよね。外壁塗装も同じで、10年単位で見たトータルコストを考えることがポイントです。
3. 機能性・追加性能で選ぶ外壁塗装用塗料のポイント
外壁塗装の塗料は「色」や「価格」だけでなく、近年はプラスアルファの機能性で選ばれることが増えています。紫外線や雨風から家を守る基本性能に加えて、遮熱・断熱、防カビ、防汚、防水など、多彩な性能を持った塗料が登場しています。これらを理解して選ぶことで、より快適で長持ちする住まいを実現できます。
3.1 防汚性・遮熱性・断熱性などのプラス機能のメリット・デメリット
まず代表的な機能性塗料を整理してみましょう。
防汚性塗料
雨が降ると汚れを洗い流してくれる「セルフクリーニング機能」を持つ塗料です。外壁にホコリや排気ガスの汚れが付きにくく、美観を長く保てます。ただし、表面に親水性の膜を作るため、塗装時の施工環境(湿度や温度)に注意が必要です。
遮熱塗料
夏場の強い日差しを反射し、外壁や屋根の表面温度を下げます。室内の温度上昇を抑えることで、冷房の使用を減らし、電気代の節約にもつながります。反射率が高い白系や明るい色ほど効果が大きい一方、濃い色では効果が落ちる点がデメリットです。
断熱塗料
遮熱塗料が「熱を反射する」のに対し、断熱塗料は「熱を伝えにくくする」働きがあります。夏は外からの熱を遮断し、冬は室内の熱を逃がしにくくするので、一年を通して快適性がアップします。ただし、他の塗料よりも価格が高めである点には注意が必要です。
防カビ・防藻塗料
湿気の多い環境では、外壁にカビや藻が発生しやすくなります。防カビ成分を含んだ塗料なら、見た目の清潔感を長期間維持できます。ただし、完全に発生をゼロにするものではなく、立地環境によっては定期的な点検が必要です。
防水性塗料
弾性に優れ、外壁のひび割れをカバーして雨水の浸入を防ぎます。特にモルタル外壁や、ひび割れが出やすい建物に有効です。ただし、厚みのある塗膜を均一に塗る技術が求められるため、施工する職人の腕次第で仕上がりが変わる点は注意点です。
このように、機能性塗料は「暮らしやすさを高める効果バッチリ」ですが、それぞれに向き不向きがあります。メリットとデメリットを理解して選ぶことが大切です。
3.2 使用場所・外壁材・気候に応じた塗料選び
次に、塗料の機能性を選ぶときに考えるべき条件を整理します。
使用場所(外壁・屋根など)
屋根は直射日光を強く受けるため、遮熱や断熱の効果が高い塗料が向いています。外壁は雨や汚れの影響を受けやすいため、防汚性や防水性のある塗料が適しています。
外壁材の種類(サイディング・モルタルなど)
サイディング外壁は目地の劣化が起こりやすいため、防水性を重視するのがポイントです。モルタル外壁はひび割れしやすいので、弾性のある塗料を選ぶと安心です。
気候や立地条件
夏の暑さが厳しい地域:遮熱・断熱塗料
湿気や雨が多い地域:防カビ・防藻塗料
海沿いの地域:塩害に強い高耐久塗料
たとえば、夏場にエアコンの効きが悪いと感じている家庭では、遮熱塗料を選ぶだけで室温が2~3℃下がり、冷房の使用時間を減らせる可能性があります。これは年間の電気代に換算すると1~2万円の節約につながることもあります。
逆に、冬の寒さが厳しい地域では断熱塗料が有効です。室内の暖かさを逃がしにくくするため、暖房の効きが良くなり、光熱費の削減につながります。
よくある失敗例としては、次のようなものがあります。
機能性に惹かれて高価な断熱塗料を選んだが、実際には日当たりが少なく効果を実感できなかった。
外壁材に合わない塗料を選んでしまい、塗膜がうまく密着せずに早期に剥がれてしまった。
防汚性を重視したものの、排気ガスの多い環境では十分に汚れを防げなかった。
このような失敗を防ぐためには、「建物の状況」「立地環境」「家族のライフスタイル」を考慮して機能を選ぶことが大事です。
4. 水性・溶剤・1液・2液型などの仕様の違いと選び方
外壁塗装の塗料を選ぶとき、よく出てくるのが「水性」「溶剤(油性)」「1液型」「2液型」といった言葉です。どれを選べばよいのか迷う方も多いですが、これは塗料の基本性能に直結する重要な要素です。見た目や耐久性だけでなく、施工時の安全性や仕上がりにも影響するため、特徴をしっかり理解して選びましょう。
4.1 水性 vs 溶剤(油性)の違いと注意点
塗料は「水で薄めるタイプ(水性)」と「シンナーで薄めるタイプ(溶剤)」に分けられます。それぞれにメリットとデメリットがあり、環境や外壁の状態によって適した選択が変わります。
水性塗料
特徴:揮発性の有機溶剤を使わないため、臭いが少なく環境にも優しい。住宅地や学校の近くなどでも安心して使える。
メリット:施工中の臭気が少ない、環境に優しい、価格が比較的安い。
デメリット:乾燥に時間がかかるため、湿気や寒さに弱い。耐久性は溶剤系よりやや劣ることがある。
溶剤(油性)塗料
特徴:シンナーを使用するため、密着性や耐久性が高い。過酷な環境でも長持ちしやすい。
メリット:耐候性が高い、仕上がりがきれい、乾燥が早い。
デメリット:臭気が強い、環境負荷がある、施工中の換気が必要。
よくある失敗としては、以下のようなケースがあります。
臭いを考慮せず溶剤塗料を使い、近隣トラブルになってしまった。
湿度の高い時期に水性塗料を選び、乾燥不良で塗膜が剥がれやすくなった。
耐久性を重視して溶剤塗料を選んだが、予算を大きくオーバーしてしまった。
選び方のポイントは「住まいの環境」と「優先順位」を考えることです。 例えば、住宅密集地なら水性塗料、海沿いや工場地域のような厳しい環境では溶剤塗料を選ぶと安心です。
4.2 1液型・2液型・艶あり・艶なしの選び方
次に「1液型」と「2液型」の違いです。
1液型塗料
特徴:開封してそのまま使える。扱いやすくDIYでも人気。
メリット:施工が簡単、作業効率が高い。
デメリット:耐久性は2液型に劣る。
2液型塗料
特徴:主剤と硬化剤を混ぜて使用する。化学反応によって強固な塗膜を形成。
メリット:耐久性・密着性が高い、プロの施工では標準的。
デメリット:混ぜる手間がかかり、施工スピードが落ちる。余った塗料を保存できない。
さらに仕上がりに関わる「艶あり・艶なし」の違いもあります。
艶あり塗料
光沢があり、外観が明るく新築のような印象に。汚れがつきにくい。
艶消し塗料
落ち着いた雰囲気を演出できる。ただし汚れが目立ちやすく、定期的な掃除やメンテナンスが必要。
日常生活を想像すると分かりやすいです。たとえば新しい家具や家電も、ピカピカの艶があると「新品感」が強いですよね。外壁も同じで、艶ありにすると建物全体が一気に明るく見えます。一方で「自然な風合いにしたい」「落ち着いた雰囲気が好み」という方には艶消しが向いています。
よくある失敗例としては、
艶消しを選んだが、思った以上に汚れが目立ち掃除が大変だった。
2液型を選んだものの、施工業者が慣れておらず仕上がりにムラが出た。
艶ありを選んだが、派手すぎて周囲の建物と調和しなかった。
こうした失敗を避けるには、事前にサンプルで色や艶を確認すること、施工業者の技術力をチェックすることが大事です。
5. 塗料選びで失敗しないためのチェックリストと業者の役割
外壁塗装の塗料は種類が多く、耐用年数や価格、機能もさまざまです。だからこそ「安いから」「人気があるから」といった理由だけで決めてしまうと、後悔につながります。そこで大切になるのが、塗料選びで押さえておきたいチェックポイントと、信頼できる業者の役割です。ここをしっかり理解しておくと、失敗を防ぎ、納得のいく塗装ができます。
5.1 よくある失敗例とその回避方法
まずは塗料選びでありがちな失敗を見てみましょう。
費用だけで選んでしまう
「安いから」とアクリル塗料を選んだ結果、数年で色あせや剥がれが発生し、再塗装の費用が余計にかかってしまうケースがあります。
→ 回避方法:初期費用だけでなく、耐用年数を含めたトータルコストで比較することが大事です。
高性能すぎる塗料を選んでオーバースペックになる
無機塗料やフッ素塗料などは耐久性抜群ですが、予算や住まいの状況に合わないと「そこまで必要なかった」と感じることも。
→ 回避方法:家の築年数や将来のライフプランを考えて、必要な性能を見極めること。
気候や外壁材に合わない塗料を使ってしまう
湿気の多い地域で防カビ機能のない塗料を選んだり、モルタル壁に弾性のない塗料を使ったりすると、劣化が早まります。
→ 回避方法:立地や外壁材に適した塗料を選ぶことがポイントです。
これらの失敗は、知識不足や情報の偏りから起こることが多いです。業者に任せきりにせず、自分でも最低限の知識を持って選ぶことが大切です。
5.2 塗料仕様・見積もり・施工の透明性を確認するポイント
塗料選びにおいて、もう一つ大事なのが「業者の役割」です。信頼できる業者は、塗料の種類や施工方法を分かりやすく説明し、納得できる見積もりを提示してくれます。チェックすべきポイントは以下の通りです。
塗料のメーカー名や製品名が明記されているか
見積書に「高耐久塗料一式」などと曖昧に書かれている場合は要注意です。必ず製品名やグレードが明記されているか確認しましょう。
塗装回数(下塗り・中塗り・上塗り)が記載されているか
外壁塗装は3回塗りが基本です。塗装回数が明記されていない見積もりは、手抜き工事のリスクが高くなります。
使用面積や単価がはっきり書かれているか
「外壁塗装一式」でまとめられている見積もりは、価格の内訳が不透明です。面積や単価が明確に記載されているか確認しましょう。
保証内容が明確かどうか
使用した塗料や施工に対する保証期間が提示されているかどうかも重要です。保証がない場合、数年で不具合が出ても自己負担になります。
このようなチェックを怠ると、見積もり時点では安く見えても、後から追加費用が発生することがあります。
また、業者によっては「高性能の塗料しかおすすめしない」「特定のメーカーしか取り扱わない」といったケースもありますが、本当にお客様に合った塗料かどうかを一緒に考えてくれるかが信頼の分かれ目です。
6. 株式会社イワショウの特徴と外壁塗装サービス紹介
外壁塗装は塗料選びだけでなく、施工を任せる業者の力量も大きなポイントです。どれだけ高性能な塗料を使っても、施工が丁寧でなければ本来の効果を発揮できません。その点で安心できるのが、岡山で長年実績を積み重ねてきた株式会社イワショウです。ここではイワショウの特徴やサービス内容を紹介します。
6.1 イワショウならではの強み(実績・資格・自社調色センターなど)
イワショウは1974年創業、50年以上にわたって外壁塗装と屋根塗装を手がけてきた老舗の専門業者です。これまでに累計5,000件以上の施工実績を誇り、岡山市を中心に岡山県全域で信頼を築いてきました。
特徴的なのは、資格を持つ専門家が常駐していることです。代表をはじめ、外壁診断士や建築塗装技能士、雨漏り診断士など多彩な資格保有者が在籍しており、建物の構造や劣化の状態を専門的な視点で診断できます。これにより、建物ごとに最適な塗料や施工方法を提案できるのが強みです。
さらに、イワショウは完全自社施工にこだわっています。現場調査から見積もり、施工までをすべて自社で行うため、中間マージンが発生せず、適正価格で高品質な工事を提供できます。職人の教育にも力を入れており、技術だけでなくマナーや気配りを徹底。お客様が安心して工事を任せられる体制を整えています。
また、イワショウには自社の調色センターがあります。これは岡山で唯一の設備で、お客様の要望に合わせて塗料を正確に調合できる仕組みです。「周囲の景観に合わせたい」「理想の色を再現したい」といった要望にも柔軟に対応できるのは、大きな魅力といえます。
6.2 イワショウの外壁塗装料金プランと塗料グレードの例
外壁塗装を考えるとき、気になるのはやはり料金です。イワショウではわかりやすいプランを用意しており、予算や希望に合わせて選べます。
シルバープラン(ラジカルシリコン塗料)
価格:59.8万円~(税込)
特徴:リーズナブルで、初めての塗り替えや予算を抑えたい方に向いています。
ゴールドプラン(水性fフッ素塗料)
価格:79.8万円~(税込)
特徴:コストと耐久性のバランスが良く、もっとも人気のあるプランです。
プラチナプラン(プレミアム無機塗料)
価格:89.8万円~(税込)
特徴:耐久性が非常に高く、美観を長期間保てます。長く住み続けたい家に最適です。 料金プランへ
さらに特殊プランとして、遮熱・断熱塗料「ガイナ」や、超防水性能のある塗料を使った施工にも対応しています。夏の暑さ対策や雨漏り予防など、ライフスタイルに合わせた塗装を選べるのは嬉しいポイントです。
料金だけを見ると高く感じるかもしれませんが、塗料の耐用年数を考えるとトータルのコストはむしろ抑えられるケースも多いです。「長持ちする塗装=将来の出費を減らすこと」につながるのです。
6.3 お問い合わせ方法と無料診断の流れ
イワショウでは、診断・見積もり・相談がすべて無料です。外壁や屋根の状態を専門家が細かくチェックし、最適なメンテナンス方法を提案してくれます。
無料診断の流れは以下の通りです。
お問い合わせ
電話やウェブフォームから気軽に相談できます。フォームは24時間受付可能です。
現場調査
外壁や屋根の劣化状況を丁寧に確認。チョーキング現象やひび割れ、コケの発生など細かく診断します。
見積もり提示
塗料の種類や施工内容を明確に記載した見積書を提示。納得できるまで説明してくれるので安心です。
施工・アフターフォロー
完全自社施工で丁寧に仕上げ、工事後には使用材料に基づいた保証書を発行。定期点検やアフターフォローも万全です。
7. まとめ:理想の塗料選びで後悔しないために
外壁塗装は10年に一度といわれる大きな住まいのメンテナンスです。普段の買い物と違い、一度の工事に数十万円から百万円近い費用がかかるため、慎重に進めたいものです。ここまで見てきたように、塗料選びには「種類」「耐用年数」「機能性」「仕様(水性・溶剤、1液・2液型)」といった複数の要素があり、それぞれの特徴を理解することが成功の鍵になります。
塗料選びで大切な3つの視点
外壁塗装で後悔しないためには、次の3つの視点を意識すると良いでしょう。
耐用年数とコストのバランスを見る
初期費用が安い塗料でも、数年ごとに塗り替えが必要になれば結果的に高くつきます。長持ちする塗料を選ぶことで、再塗装の回数を減らし、長期的に出費を抑えられます。
機能性をライフスタイルに合わせて選ぶ
夏の暑さに悩んでいるなら遮熱塗料、冬の寒さを和らげたいなら断熱塗料、外壁の汚れが気になるなら防汚性のある塗料が効果的です。必要な性能を見極めることで、暮らしがより快適になります。
業者選びを慎重に行う
どんなに良い塗料を選んでも、施工が雑だと性能を発揮できません。見積もりの透明性や保証内容、職人の技術力を確認することが大切です。信頼できる業者と二人三脚で進めることで、安心して工事を任せられます。
よくある失敗とその対策
最後に、外壁塗装でありがちな失敗を改めて整理しておきましょう。
価格だけで選んでしまう
→ 短期的な費用ではなく、10年単位でのトータルコストを比較する。
流行や営業トークに流される
→ 立地や外壁材に合った塗料かどうか、自分でも基本知識を持って判断する。
保証やアフターフォローを確認しない
→ 契約前に必ず保証内容や定期点検について確認しておく。
こうしたチェックを怠らなければ、安心して塗装工事を進められます。
長く安心して暮らすために
外壁塗装は「住まいの寿命を延ばす投資」です。見た目を美しく保つだけでなく、雨や紫外線から家を守り、快適な暮らしを支えてくれます。塗料選びを正しく行えば、外壁の劣化を防ぎ、余計な修繕費をかけずに長く安心して暮らすことができます。
また、信頼できる業者と出会うことも大きなポイントです。専門知識を持ち、分かりやすく説明してくれる業者なら、塗料選びもスムーズになります。特に地域に根ざして長年活動している業者は、気候や環境に合った提案をしてくれるので安心です。
外壁塗装なら株式会社イワショウにおへ任せください
岡山市で50年以上の実績を持つ専門業者が、丁寧な診断と最適なプランを提案します。
施工からアフターサービスまで自社一貫体制で安心です。
まずはホームページからお気軽にお問い合わせください。

岡山県で外壁塗装・屋根塗装を手がける株式会社イワショウの代表を務めており、建築業界で30年以上の経験があります。
2級建築士・1級建築塗装技能士など、15以上の建築資格を持ち、現場での実績を活かした確かな情報発信を心がけています。
このブログでは、塗装で失敗しないための知識や、見積もりの見方、安心できる業者選びのポイントなどを、プロの視点からわかりやすく解説しています。
住まいを長持ちさせたい方や、はじめて塗装を検討される方に、信頼される情報源としてお役立ていただければ幸いです。





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