外壁塗装の下塗り塗装の必要性|岡山市の外壁塗装・屋根塗装は株式会社イワショウ

外壁塗装の下塗り塗装の必要性

外壁塗装の下塗り塗装の必要性
2023年09月04日

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外壁塗装は、家の美観や耐久性を高めるために重要な工事です。しかし、外壁塗装には、上塗り塗装だけでなく、下塗り塗装という工程があります。下塗り塗装とは、外壁の表面を整えるために行う塗装のことで、上塗り塗装の前に行われます。下塗り塗装は、外壁塗装の品質や効果に大きく影響するため、必ず行う必要があります。この記事では、下塗り塗装の必要性やメリット、注意点などについて詳しく解説します。

下塗り塗装の必要性

下塗り塗装は、外壁の表面を整えるために行う塗装です。外壁の表面は、経年劣化や汚れなどで傷んだり、凸凹したりしています。そのまま上塗り塗装を行っても、外壁の状態によっては、次のような問題が発生する可能性があります。

  • 塗膜がムラになる
  • 塗膜が剥がれやすくなる
  • 塗膜が浮きやすくなる
  • 塗膜がひび割れやすくなる
  • 塗膜が色あせやすくなる

これらの問題は、外壁塗装の美観や耐久性を低下させるだけでなく、外壁の防水性や断熱性も損なうことになります。そのため、下塗り塗装は、上塗り塗装の前に必ず行うべき工程です。

下塗り塗装では、次のような作業を行います。

  • 外壁の洗浄:外壁に付着した汚れやカビ、コケなどを高圧洗浄機で洗い流します。
  • 外壁の補修:外壁にあるひび割れや穴などをパテやシーリング材で埋めます。
  • 下地調整:外壁の表面に凸凹がある場合は、スキムコートという薄いモルタルを塗って平らにします。
  • 下地処理:外壁の素材に合わせて専用の下地処理剤を塗ります。下地処理剤は、上塗り塗料との密着性を高めたり、色ムラを防いだりする役割があります。

これらの作業を行うことで、外壁の表面は滑らかで均一な状態になります。このように下地を整えることで、上塗り塗料が均等に広がりやすくなります。また、下地処理剤が上塗り塗料としっかり結合することで、外壁全体が強固な一体感を持ちます。これによって、上記のような問題を防ぎ、外壁塗装の品質や効果を高めることができます。

下塗り塗装のメリット

下塗り塗装は、外壁表面を整えることで上記のような問題を防ぐだけでなく、以下のようなメリットもあります。

  • 外壁塗装の寿命を延ばす
  • 外壁塗装のコストを削減する
  • 外壁塗装の色や質感を向上させる

外壁塗装の寿命を延ばす

下塗り塗装は、外壁塗装の寿命を延ばすことができます。下塗り塗装によって、外壁の表面が滑らかで均一になり、上塗り塗料が均等に広がりやすくなります。また、下地処理剤が上塗り塗料としっかり結合することで、外壁全体が強固な一体感を持ちます。これによって、外壁は、日光や雨風などの自然環境や、温度変化や振動などの物理的な影響に対して、高い耐久性を発揮します。外壁が傷んだり剥がれたりするリスクが低くなるため、外壁塗装の寿命も長くなります。一般的に、外壁塗装の寿命は、10年から15年程度と言われていますが、下塗り塗装を行うことで、それ以上に延ばすことが可能です。

外壁塗装のコストを削減する

下塗り塗装は、外壁塗装のコストを削減することができます。下塗り塗装によって、外壁塗装の寿命が延びるため、頻繁に外壁塗装を行う必要がありません。外壁塗装は、工事費や材料費などで数十万円から数百万円かかる場合もあります。そのため、外壁塗装の回数を減らすことは、長期的に見て大きな節約になります。また、下塗り塗装は、上塗り塗料の使用量を減らすこともできます。下地処理剤が色ムラを防ぐ効果があるため、上塗り塗料は薄くても十分な仕上がりになります。上塗り塗料は高価なものも多いため、使用量を減らすことはコストダウンにつながります。

外壁塗装の色や質感を向上させる

下塗り塗装は、外壁塗装の色や質感を向上させることができます。下地処理剤は色ムラを防ぐ効果があるため、上塗り塗料の色味が均一に発色します。また、下地処理剤は光沢感やつや消し感などの質感も調整できるものもあります。これによって、外壁の表面に立体感や深みを与えることができます。さらに、下地処理剤は防カビや防腐などの機能性も持つものもあります。これによって、外壁の色あせや汚れを防ぎ、美しい仕上がりを長く保つことができます。

下塗り塗装の注意点

下塗り塗装は、外壁表面を整えることで多くのメリットを得られる工程ですが、

以下のように続けます。

  • 下塗り塗装の注意点

下塗り塗装は、外壁表面を整えることで多くのメリットを得られる工程ですが、以下のような注意点もあります。

  • 下塗り塗装は、外壁の素材や状態に合わせて適切な下地処理剤を選ぶ必要があります。下地処理剤は、コンクリートやモルタル、サイディング、木材などの外壁素材によって種類が異なります。また、外壁の状態によっても、防水性や耐久性を高めるものや、色ムラや質感を調整するものなどがあります。下地処理剤を選ぶ際には、外壁の素材や状態を確認し、専門家に相談することがおすすめです。
  • 下塗り塗装は、気温や湿度などの気象条件に影響される可能性があります。下塗り塗装は、気温が10℃以上で湿度が80%以下の日に行うことが望ましいと言われています。気温が低すぎると、下地処理剤が乾きにくくなり、上塗り塗料との密着性が低下する恐れがあります。湿度が高すぎると、下地処理剤が水分を吸収しやすくなり、塗膜が浮いたり剥がれたりする恐れがあります。下塗り塗装を行う際には、気象条件を確認し、適切な時期や時間帯を選ぶことが重要です。
  • 下塗り塗装は、上塗り塗装と同じくらい丁寧に行う必要があります。下塗り塗装は、上塗り塗装の前段階であるため、手抜きをしてしまう人もいるかもしれません。しかし、下塗り塗装は、上塗り塗装の品質や効果に大きく影響する工程です。下塗り塗装を雑に行うと、上記のような問題が発生する可能性が高くなります。下塗り塗装を行う際には、外壁全体に均一に下地処理剤を塗ることや、乾燥時間を守ることなどに注意しましょう。

まとめ

外壁塗装は、家の美観や耐久性を高めるために重要な工事です。しかし、外壁塗装には、上塗り塗装だけでなく、下塗り塗装という工程があります。下塗り塗装は、外壁の表面を整えるために行う塗装で、上塗り塗料との密着性や色ムラを防ぐ効果があります。下塗り塗装は、外壁表面を滑らかで均一にすることで、外壁塗装の寿命を延ばしたりコストを削減したり色や質感を向上させたりするメリットもあります。しかし、下塗り塗装は、外壁の素材や状態に合わせて適切な下地処理剤を選んだり気象条件に注意したり丁寧に行ったりする必要があります。下塗り塗装は、外壁塗装の品質や効果に大きく影響する工程ですので、ぜひイワショウまで。

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