屋根塗装の耐用年数は塗料ごとに違う!選び方のポイントを解説!|岡山市の外壁塗装・屋根塗装は株式会社イワショウ

屋根塗装の耐用年数は塗料ごとに違う!選び方のポイントを解説!

屋根塗装の耐用年数は塗料ごとに違う!選び方のポイントを解説!
2025年06月19日
岡山 屋根塗装

屋根塗装の耐用年数は使用している塗料によって違うのを知っていますか。これから屋根塗装をするときには、今後のメンテナンスを考えて耐用年数が適切な塗料を選んで施工するのが大切です。この記事では塗料の種類による耐用年数の違いと、塗料の選び方のポイントをまとめました。屋根自体の耐用年数や屋根塗装の耐用年数が変わる要因も説明します。

 

屋根塗装の耐用年数は5年~20

屋根塗装の耐用年数は5年~20年で、平均的には10年前後です。屋根塗装の寿命にこれほどの幅があるのは塗料の種類がたくさんあるからです。使用している塗料の種類によって耐用年数には違いがあります。一般的には耐用年数が10年くらいの塗料を選んでいますが、塗料によって異なるので詳細をチェックしておきましょう。

 

耐用年数の塗料による違い

屋根塗装に用いられている代表的な塗料と耐用年数の関係は大まかには以下のようになっています。どの塗料も外壁塗装でも用いられていますが、外壁で使用する際に比べてやや耐用年数が短いのが一般的です。

 

塗料の種類             耐用年数

アクリル系             58

ウレタン系             610

シリコン系             1013

ラジカル系             1518

フッ素系                 1520

無機系                     1520

遮熱系                     1520

光触媒系                 1520

 

屋根本体の耐用年数は平均的には20年~30

屋根塗装をするときには屋根本体の耐用年数も気になるでしょう。屋根の種類によって寿命は異なりますが、平均的には20年~30年です。同じ種類でも製品ごとに寿命は違います。一般的な傾向としては屋根の耐用年数は以下の通りです。

 

屋根の種類                             耐用年数

トタン屋根                             1025

スレート屋根                         1530

ガルバリウム鋼板                 2540

セメント瓦                             3040

和瓦(日本瓦)                     50100

 岡山 屋根塗装

屋根塗装の耐用年数が変わる要因

屋根塗装の耐用年数に同じ種類の塗料でも3年~5年の幅があるのには理由があります。屋根塗装の耐用年数が変わる主な要因は以下の3つです。

 


製品性能

同じ種類の塗料でも製品性能には違いがあります。塗料の主成分や添加剤などの違いによって数年くらいは寿命に差が生まれます。製品ごとに目安の耐用年数が示されているので製品仕様書や取扱説明書を確認してみましょう。

 

使用環境

屋根塗装の耐用年数はまったく同じ塗料でも使用環境によって違いが生じます。日照が強くて紫外線による劣化が起こりやすい、暴風雨による影響で傷が付きやすいといった環境では劣化しやすいので寿命が短くなります。

 

施工技術

同じ場所で同じ塗料で屋根塗装をしたとしても、施工技術によって耐用年数は変わります。屋根塗装では3度塗りが一般的で、下地に親和しやすい塗料を下塗りした後、中塗りと上塗りの2回に分けてと塗料を重ね塗りします。塗装では塗料を塗るごとに十分に乾燥させてから次の工程に進むことや、製品ごとに定められている適量の塗料を均一に塗ることが大切です。ムラがあったり、乾かないうちに次の工程に進んだりすると寿命が短くなるため、施工技術の高さによって屋根塗装の耐用年数は大きく変わります。

 

耐用年数から考える屋根塗装の塗料の選び方

屋根塗装の塗料は耐用年数から考えて選ぶと大きな失敗がありません。光触媒や遮熱性などの機能で選ぶのもおすすめですが、費用対効果を上げるなら塗料と屋根の耐用年数を考えて決めるのが良いでしょう。2通りの選び方があるので比較検討してみてください。

 

屋根の寿命に合わせて選ぶ

屋根塗装の塗料を屋根の耐用年数にうまく合うように選ぶ方法がまず挙げられます。例えば、スレート屋根で20年が耐用年数と見込まれている場合には、耐用年数が10年の塗料を新築時点と屋根塗装の時点で使うのが合理的です。屋根塗装後に劣化してきた時点で屋根を葺き替えるというやり方です。

 

屋根塗装の頻度を考えて選ぶ

屋根塗装の頻度を考えて塗料を選ぶのも良い方法です。屋根塗装をすると屋根の色を変えられるので、雰囲気を頻繁に変えたいなら耐用年数が短くて安いウレタン系やアクリル系を選ぶと良いでしょう。逆に屋根塗装の手間を減らしたいなら耐用年数が長いフッ素系や無機系などの塗料を選ぶのが適切です。寿命の長い塗料は高い場合が多いですが、屋根塗装の頻度を減らせるので手間も作業費も少なくて済みます。長い目で見ると費用対効果が大きい塗料の選び方です。

 

まとめ

屋根塗装の耐用年数は約10年ですが、塗料の種類や使用環境によって違いがあります。施工技術による影響も大きいので、これから屋根塗装をする際には塗料選びだけでなく業者選びにも注意しましょう。塗料は屋根の寿命や屋根塗装の頻度を考慮して選ぶと費用対効果が大きくなります。施工技術は業者の実績から考えると良いでしょう。品質本位で対応している業者に依頼するのが安心です。屋根塗装の塗料選択についても相談に乗ってもらえるので、信頼できる業者に相談して屋根塗装を実施しましょう。

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編集者プロフィール
はじめまして。ブログ編集者の岩藤正宏(いわどう・まさひろ)です。

岡山県で外壁塗装・屋根塗装を手がける株式会社イワショウの代表を務めており、建築業界で30年以上の経験があります。
2級建築士・1級建築塗装技能士など、15以上の建築資格を持ち、現場での実績を活かした確かな情報発信を心がけています。

このブログでは、塗装で失敗しないための知識や、見積もりの見方、安心できる業者選びのポイントなどを、プロの視点からわかりやすく解説しています。
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