:重要:モニエル瓦の塗替え工事で注意しなければならない事について。|岡山市の外壁塗装・屋根塗装は株式会社イワショウ

:重要:モニエル瓦の塗替え工事で注意しなければならない事について。

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2023年10月04日

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モニエル瓦の塗り替え工事は、他の屋根材に比べて注意が必要な工事です。 モニエル瓦はコンクリートでできた瓦で、表面にスラリー層という保護層があります。 このスラリー層は塗料が密着しにくい性質があるため、塗り替える際には以下の3つの注意点を守る必要があります。

  1. スラリー層を完全に除去する モニエル瓦の塗り替え工事では、まず高圧洗浄機で屋根の汚れや旧塗膜を落とします。 しかし、高圧洗浄だけではスラリー層を完全に除去することはできません。 スラリー層が残っていると、新しい塗膜が剥がれやすくなります。 そのため、高圧洗浄後にケレンという手作業でスラリー層を取り除く必要があります。 ケレンは金属製のブラシやヘラなどで屋根をこすってスラリー層を削り取る作業です。 ケレンは時間と労力がかかる作業ですが、塗り替えの品質を左右する重要な工程です。

  2. 適切なシーラーを使用する スラリー層を除去した後には、シーラーという下塗り材を塗布します。 シーラーはコンクリートと塗料の密着性を高める役割があります。 しかし、モニエル瓦には専用のシーラーを使用する必要があります。 一般的なシーラーでは、コンクリートの吸水性やアルカリ性に対応できず、塗膜の劣化や膨れを引き起こす可能性があります。 モニエル瓦専用のシーラーは、コンクリートの特性に合わせて調整されたもので、メーカーや商品名に「乾式洋瓦用」や「モニエル瓦用」と記載されています。 塗装業者に依頼する場合は、使用するシーラーの種類を確認することが大切です。

  3. 耐久性の高い塗料を選ぶ シーラーを塗布した後には、中塗りと上塗りをおこないます。 中塗りと上塗りでは、耐久性の高い塗料を選ぶことが望ましいです。 コンクリートは他の屋根材よりも温度変化や紫外線による影響を受けやすいため、塗料もそれに耐えられるものでなければなりません。 耐久性の高い塗料としては、シリコン系やフッ素系などがあります。 これらの塗料は価格が高いですが、長期的に見ればメンテナンスコストや再塗装回数を減らすことができます。

以上がモニエル瓦の塗り替え工事で注意すべき3つの点です。 モニエル瓦の塗り替え工事は一般的なセメント瓦よりも手間や費用がかかる工事ですが、正しくおこなえば屋根の美観や耐久性を向上させることができます。 モニエル瓦の塗り替え工事の費用相場は、屋根の面積や形状、塗料の種類などによって異なりますが、おおよそ 1平方メートルあたり2,000円~3,500円程度 です。 屋根の面積が100平方メートルの場合は、30万円~50万円程度の費用がかかると考えられます。 ただし、これはあくまでも目安であり、実際の費用は見積もりをとって確認する必要があります。 モニエル瓦の塗り替え工事をお考えの方は、株式会社イワショウにご相談ください。

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